タグ: 小五郎山
かつては宇佐ヶ岳とも呼ばれていたが、小五郎と駿馬伝説にちなみ、今では「小五郎山」と呼ばれている。地形も変化に富み、西麓を流れる深谷川は南麓を流れる川に合流し、高津川を経て日本海に流れ込んでいたが、宇佐川上流の浸食の結果、錦川を経て瀬戸内海に注ぐようになった。山頂からは鬼ガ城山、羅漢山、香仙原、安蔵寺山など、山口、島根の山々が展開する。
登山口は南麓のバス停向峠(むかたお)の西にあり、山頂まで2時間20分の行程だ。舗装道から山に入りいったん林道に出て、左に3分で右上に向かう山道をとる。稜線近くからヤブこぎが始まる。ササの下には細々と踏み跡が続いているので、これを外さないように行けば比較的簡単に歩ける。