山遊食歩で富山要害山

去年11月石見銀山以来の「山遊食歩」グループ登山です。
場所は大田市と出雲市の境近くで自分にはほとんど馴染みのないところ。道を間違えて待ち合わせ時間に遅れた（笑）

「富山要害山とみやまようがいさん」

要害と名の付く山は全国に多くあり、特に中国地方に多い。「地形が険しく敵の攻撃を防ぐ場所」という意味になり、山城が建てられていたところがほとんどだと思われる。
この城跡も戦国時代、尼子氏と毛利氏が激しく争奪戦を繰り広げた歴史ある地との事です。

登山自体は道も短く簡単に登れるが、桜の山頂、棚田の景色や柱状節理の柱石、段状に作られた広場等見どころも多い。この季節に登るには最適な山だと思います。麓ののどかな山村の雰囲気もいい。

桜の花が舞い散る山頂でシートを広げておにぎりを食べる。しばらくすると犬を連れた団体さんが登ってきた。隣町に住まれているらしい。
「よくここを知ってましたね」と少し驚かれた様子。最近は登る人は少ないのだろう。インターネット上での登山記録もあまり見かけない。山頂で採ったわらびをわけてもらい挨拶して下山する。

花見をしながら桜の木の下でピクニック気分でお弁当。記憶を辿ってもこんな絵になるようなシチュエーションは無かったかな。忘れてるだけかもしれませんが（笑）
今回も案内ありがとうございました。

※原風景写真集に「大田市富山小学校跡」を追加しました。