本日の登山はダブルヘッダー。先月に続いてかおぴ殿と津和野の山を登ります。
メインの目的は地倉沼の丁字草。これは最後にとっておき、青野山を登ってから食事休憩を挟み地倉沼に登る計画です。
事前の調査で青野山から地倉沼へは車で移動することに。豚肉の生姜焼き丼でスタミナをつけてから後半戦に挑む(笑)地倉沼へは沼といいながらも普通に登山道ですからね。
晴れているにもかかわらず空がガスで覆われていたのが少し残念ですが、青野山王権現、千倉大権現にお参りし、丁字草もほぼ満開の様子を見る事ができた。青野山はともかく、地倉沼は昔はそれほど知られていなかったはずだが、「島根県の山」やインターネットの情報で一気に登山者が増えたような気がする。丁字草が咲くこの時期だけ増えるんですけどね(笑)
ただ今日は平日で数名の方を見かけただけだった。
地倉沼を登り終えた後、駐車場付近で地元住民の方に少し話を聞いた。
そもそもこの地は源平の戦いに敗れた平家の落ち武者達が隠れて住み着いたところだという。千倉大権現はそのなごりだとか。人の目に触れないように山奥でひっそりと暮らしていたに違いない。かおぴが歩きながら、「ここは昔人が住んでいたんだと思う」と言っていたが、それは当たっていました。
山口県の「平家ヶ嶽」や「秘密尾集落」のように、平家の隠れ里にまつわる土地はよく耳にする。
「地倉」と「千倉」で漢字が一字違うのが気になった。平家は源氏に滅ぼされた一族。この沼を平家の沼のように呼ぶのを良しとしない為に、このあたりの地名である「直地」の文字を当てて「地倉沼」とした。。とか?(自分の勝手な妄想です)
神秘的で不思議な空間。平家の霊が漂っていてもおかしくはないな、と家で思いふけっていました。ついでに酒も飲んでましたが(笑)
BGM流せます。
※ スマホでギャラリーをご覧の方は、横向きにすると良いかと思います。
距離8.9km 時間5時間50分
歩行時間 5時間
最低高度 116m
最高高度 910m
累計高度(+) 994m
累計高度(-) 1011m
【09:42】青野河原登山口
【10:49】青野山山頂
【13:13】麓耕集落駐車場
【13:45】四等三角点「直地」
【14:20】地倉沼
【14:59】千倉大権現
アクセスの良さ | |
登山道整備度 | |
急登度 | |
秘境度 | |
眺望の良さ | |
平家落武者伝説 | |
丁字草の群生 |
※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。
駐車場情報
青野山へは青野河原駐車場に停められます。
地倉沼へは麓耕集落の皆さんが整備された駐車場が使えます。駐車料金を払いましょう。
道は整備されていて問題ありません。青野山と地倉沼、両方登るとなるとけっこうな体力を使います。インターバルで栄養のあるもの食べましょう(笑)
“青野山➡地倉沼 ~大権現と丁字草~” への1件のフィードバック