津和野街道 津和野~唐人屋

津和野街道。江戸時代参勤交代用として整備された広島県廿日市~津和野までの古道です。
津和野藩の役人がはるばる江戸まで赴く為に途方もない時間をかけて歩いたそうな。
現在は国道や県道の舗装路に置き換わっているところが多いが、山あいには未だに古道が残っている。

今回は、その津和野の出発(到着)地点から唐人屋と云われる津和野~柿木村の境あたりまでを歩いてみた。廿日市周りの記録はよく見かけるが、津和野から唐人屋までの記録はあまり無い。
道が荒れているのが原因かと思う。このあたりは広島と島根の財力の差か(笑)

残念ながら街道を完全にはトレースできなかった。特に、唐人屋手前の杉ヶ峠(すんがたお)への道は完全に消滅していて仕方なく大規模林道を使った。
街道は時代によって変わっていったらしいが、おおよそ8割方は踏破できたかなと思います。
適度に荒れていてところどころにある石積みや橋等はまさに古道の趣。
一般的にどうかはわからないが、自分にとってはとても面白くて灌漑深い道のりでした。

スマホでギャラリーをご覧になる方は横向きにすると良いかと思います。

登山データ
寸評
登る方へ

距離16.4km 時間4時間6分

【11:20】道の駅「なごみの里」
【11:45】南谷渓谷入口
【12:23】笹山の石橋
【12:31】荒神社
【13:14】杉ヶ峠への林道入口
【13:27】唐人屋トンネル
【13:42】李郎子の墓
【14:49】大鳥居

アクセスの良さ
登山道整備度
急登度
秘境度
眺望の良さ
古道に想いを馳せる  
※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。

駐車場情報

道の駅「なごみの里」利用可能。街道始点から少し先になりますが、下山神社横にも無料駐車場があります。

南谷川沿いの古道は一部消失していたり、わかりづらい所があります。川沿いに木々の隙間を縫うように歩けばやがて道が現れます。
唐人屋手前の林道は途中で道が消えます。杉ヶ峠に辿り着く為には深い笹のヤブ漕ぎが必要になるでしょう。

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