忘れ去られた往還道 〜日晩峠〜

日晩峠から南に伸びる破線がある。 かつて藩政時代、峠越えに人々が往来していた道だと聞いている。

以前山の先輩と一緒に日晩山に登った時、日晩峠ですぐさま南に道がある事に気付かれた。
ビックリした。普通の人が初めて登ってこの峠の南に道がある事に気付くわけがない。
長年出雲北山を整備し、山と自然に慣れ親しんだ経験とカンが成せる技なのか。

今回往還道が残っているのかどうか、匹見澄川能登地区から破線を忠実に辿ってみました。 自分の知る限り、この道を歩いて日晩峠に辿り着いた記録は一つしかない。 その記録がなければ歩こうとは思わなかっただろう。

作業道や藪に覆われたところもあったが、往還道は今も確かに存在していた。 この道を確認できただけでも今回チャレンジしたかいがありました。 峠に至る直前の数百メートルがまるっきり道が無くなっていますが、他は比較的普通に歩けます。

登山データ
寸評
登る方へ

距離 8.3km 時間 3時間49分

【09:52】馬橋
【10:50】日晩峠
【11:49】日晩山

アクセスの良さ
登山道整備度
急登度
秘境度
眺望の良さ
古道を歩く
ヤブ漕ぎ数百m
※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。

駐車場情報

登山口の能登川馬橋付近に駐車可能です。

おそらくこのルートを歩かれる方はいないとは思うが(笑)
最初は林道歩きでそれほど草も茂っていない。
日晩峠に真っすぐ向かおうとすると、林道から外れヤブ漕ぎ作業もも少し必要。
踏み跡があるという事は、地元の方が歩かれているのだろうか。
整備が進めば日晩山別ルートとしていい道になると思うのだが。

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