安蔵寺山伊源谷コース

コースによって三者三様の顔を見せる安蔵寺。
一般的なルートでは、唯一歩いていない伊源谷旧コースを歩いてみました。 ちょうど一年前の1月4日。若さんと新コースに挑んだが、その時と比べると今年は暖冬と言わざるをえない

沢ありブナ林あり巨岩ありの野趣に富んだこの道。 なんで今まで歩かなかったんだろうと思わせるような、素晴らしい道でした。
原生林を見たい時は奥谷コース。沢と大岩を堪能したい時は伊源谷コース。長い尾根を縦走したい時は香仙原コース。

巨樹と沢と鳥、動物と山菜、キノコ。 昔も今もこれからも、自分のFavoriteMountainは安蔵寺山です。

アクセスの良さ
登山道整備度
急登度
秘境度
眺望の良さ
沢と奇岩
※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。

登山データ

距離 8.3km 時間 3時間50分

夢ファクトリーみささ 12:05
新旧別れ 12:47
大岩 13:36
展望地 13:56
安蔵寺山頂 14:28
新旧別れ 15:25
夢ファクトリーみささ 15:55

ギャラリー

夢ファクトリーみささからスタート。

四駆があればもっと先に駐車できるが。。ひたすら林道を歩く(笑)

奥谷とは全く違う雰囲気。あっちは沢無いもんね。

これ以上真っ直ぐに進まず、迂回しなさいの目印。

新旧別れに到着。まだ歩いてない旧コースを辿る。 ここから2km弱で標高差520mのゲキ登りコースです。

いい道だ。なんで今まで歩かなかったんだろう。

ユズリハという植物らしい。この時期あちこちに見られる。

巨木の倒木が!

これは。。木が倒れた後にくぐるように道を作ったのか、それとも登山道を邪魔しないように木が枝で 支える形になっているのか。。 もし後者だとしたら奇跡だな。

ナラ太郎と全く同じ倒れ方。この木も300〜350年くらいは経っていると思います。合掌。

とんでもない太さのシャラの木。こんなの初めて見た。

ブナ林は他の仲間の木も一緒に生えているもんだが、この一帯は90%以上ブナ。莇ヶ岳、恐羅漢、比婆山と並ぶ、西中国山地屈指のブナ林です。

これが噂に聞いていた巨岩。すごい迫力。

こっちもすごい。伊源谷コースのハイライトでしょう。

展望地到着!

三角点「杉山」

帰りは新コースで。

旧コースと比べるとやや平凡ですが、ミズナラの巨木が見れます。←サワグルミかも

これも300年以上の選手でしょう。こういうツタは古木にしか宿らない。

無事合流できました。

おまけ〜 益田名物うどんの自動販売機。久しぶりに食べました。500円玉使用不可です。硬貨はゆっくり入れましょう(笑)

益田にお越しになられた折はぜひどうぞ。

このコースを登られる方へ

駐車場情報

ゆめファクトリーみささに十台以上駐車可能です。
四駆だとさらに奥の林道へ進み入る事もできます。

高尻や奥谷ルートと比べると、登山者は少ないように思えます。
しかし、沢沿いの道を登る旧コースは野趣に溢れ、
子供のころ川遊びをしていた想い出を蘇らせてくれました。
沢を抜けると急登。標高差800mありますので、それなりに体力は必要です。
登山口までの県道42号線は狭く、整備が行き届いてない箇所が多いので、
アクセスはくれぐれも気をつけてください。

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