この間TV「ポツンと一軒家」でまた島根県の山あいの家が紹介された。この番組は島根県や山口県の放送回が多いような気がする。まあ理由はわかりますけど(笑)
国道に車を停め、まだ入った事のない脇道を歩く。そこから南東へ細い道が続いていた。この道で間違いない。
道は舗装されているものの、非常に狭くガードレールも無い。ここを85歳のご婦人が自ら運転して毎日通っているとは驚きです。車で行くととんでもない所だが、登山者の感覚で歩いていくと辿り着くのは難しくありません。
家の周りは畑の他に花がいっぱい。ここにはおばあちゃんの亡き夫に対する愛が溢れている。以前「ふたりの桃源郷」を訪れた時の事を思い出した。ホースでひいている山水を少しいただいて顔を洗う。
その先に道が続いていいたのでしばらく歩くと作業小屋らしき建物。柚子の木がたくさん植えられている。今も世話されているのが伺えます。
今回訪れた所は完全にプライベートな民家なので、個人特定の恐れがあるため歩行状況や地図等は掲載していません。益田市のどこかではあります。
「こんな山奥に嫁いできてどうしようかと思ったけど、今となってはあの人に代わる人はいませんでした。」
ポツンと一軒家だが、ある意味この場所は決してポツンとでは無い。夫さんとの想い出、息づかいを今も感じられる場所だと思う。番組の最後で感涙した場面、おばあちゃんの言葉を思い出しながら帰路につきました。
BGM流せます。
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