今年の4/16日、TV朝日系列の「ポツンと一軒家」で益田の山奥が紹介された。
Tverのページ
石州和紙という昔からの伝統の和紙の紙すき技術を現代に引き継いでいるご夫婦の家らしい。
今は住まれていないが、古民家を改造し歴代の品々や書簡を展示する資料館になっており、予約すればここに泊まる事もできるそうです。(2023年現在宿は休業中らしいです)
~石州和紙~
1300年の歴史がある、島根県石見地方で作られている和紙。
重要無形文化財、伝統的工芸品、ユネスコ無形文化遺産の指定を受けている。
相当な山奥にあるようだが、TVでは詳しい入口がわからなかった。そこで美都の都茂地区を歩きまわってこの館を目指そう、というのが今回の目的です。
事前に電話すれば内部の展示室も見させてもらえるが、自分一人の為に山奥まで来てもらって鍵を開けてもらうのは申し訳無さすぎる。外観だけ拝ませてもらう事にしました。
GoogleMapでおおよその位置はわかったが、問題は入口です。南側ではないかと検討をつけ、山本集落側から林道に入り通行止めの区間を歩く。ところが歩けど歩けど入口は見つからず、林道都茂市金線に合流する。結局だいぶ北の宮ヶ谷という集落に近い峠で入口の看板を発見しました。考えてみれば、全面通行止めの途中に入口があったらTVの車も入れないよね(笑)普通に秦記念館側から行けば短時間で着きます。
なんとか資料館に辿り着き佇まいを見る事ができた。まさに山の中のポツンと一軒家。不思議な雰囲気を感じます。しっかりと手入れされていて看板も味わい深い。
ついでなので秦記念館方面に歩き都茂の町をぐるっと一周して図書館に帰る。こんなに歩く予定では無かったのだが(笑)
益田に帰ってきてだいぶ経つが、石州和紙という存在すら知らなかった。ぜひ存続してほしいものです。この和紙で手紙や年賀状とか書けばおしゃれだろうな。
※原風景写真集に「美都町都茂山料集落」を追加しました。
※この記録は立入禁止区域を歩いています。もし県や市からの勧告があった場合、このページは予告なく削除する可能性があります。
BGM流せます。
※ スマホでギャラリーをご覧の方は、横向きにすると良いかと思います。
距離15.0km 時間3時間34分
歩行時間 3時間20分
最低高度 161m
最高高度 460m
累計高度(+) 535m
累計高度(-) 532m
【10:20】美都図書館
【10:33】大年ノ元遺跡
【10:55】旧みと自然の森街道入口
【11:11】嵯峨谷ダム
【11:43】林道都茂市金線分岐
【12:00】資料館林道入口
【12:25】崎所神社
【12:31】大久保広兼石州和紙資料館
【13:13】茸屋「寺ヶ溢」
【13:27】秦記念館
【13:48】都茂島山八幡宮
歩行状況
標高推移
アクセスの良さ | |
登山道整備度 | |
急登度 | |
秘境度 | |
眺望の良さ | |
受け継がれる伝統工芸 |
※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。
駐車場情報
美都図書館の駐車場をお借りしました。
県道172号線の通行禁止区間を歩いているのでこの道はおすすめできません。
石州和紙資料館へは秦記念館側から車で行く事ができます。内部を見せてもらうには事前に電話が必要になります。
“美都町集落歩き ~大久保広兼石州和紙資料館~” への2件のフィードバック