今回は西中国山地の「ど」マイナーな山を目指す。
「黒ダキ山」
登山道は一応あるが滅多に人が登らない山、という観点から見ると必ず上位にランクされる山だろう。地図上に山名も無い。
しかし、森林が保護されている細見谷の近くというだけあって、この山にはほとんど植林がなく、自然の広葉樹林が広がっている。
深い森の中を荒れた道を歩きながら散策するのはいいものです。決して万人向けでは無いが(笑)
今回の登りルートは参考になりません。広島営林署の旧管理道を詰めるまではよかったが、途中で尾根に這い上がるべきところを見逃し、林道終点から名もなき枯れ沢を強引に登っています。
ここでかなりの体力を削られました。(本来のルートを緑線で表示しています。)
下山ルートは一般的な道と思われる尾根を歩いて小松原橋に降りました。
一般的といってもかなりワイルドな道ですが。
北の下山林道から登る方法もあるらしい。いずれにしろどこから登っても一筋縄ではいかない山です。登山記録が極端に少ないのも頷けます。
とはいえ、細見谷の美しい沢に広大な自然林とキャンプ場。西中国山地の真髄を感じたという点では、とても感慨深い山行でした。
※原風景写真集に「吉和熊崎集落」を追加しました。
BGM流せます。
※ スマホでギャラリーをご覧の方は、横向きにすると良いかと思います。
距離8.7km 時間6時間3分
最低高度 507m
最高高度 1092m
累計高度(+) 861m
累計高度(-) 864m
【10:38】登山口
【12:04】林道終点
【13:27】尾根合流
【13:41】分岐
【14:13】黒ダキ山山頂
【16:28】小松原橋
アクセスの良さ | |
登山道整備度 | |
急登度 | |
秘境度 | |
眺望の良さ |
※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。
駐車場情報
立野キャンプ場に駐車できます。
登山道は一応あるものの、人が歩く頻度は低く道は荒れています。 同じコースを歩かれる方は、前述の通り緑線の尾根を登るのが正規の道ですのでご注意を。赤い吸い殻入れの少し手前になると思います。