ショーゴの山歩き 〜西中国山地彷徨記録〜
西中国山地を中心に、道のあるところないところ彷徨い歩いた記録を残そうと思っています。
四つ山は、名前のとおり標高200m余りの同形・同高の4つの山が東西に並んだ山で、地域の象徴として古くから里人に親しまれている。
この山は、鎌倉時代中期に益田氏によって築かれた山城といわれ、東の尾根筋に接した一の岳を主郭として、西に二の岳、三の岳、四の岳にそれぞれ砦が築かれた郭跡が見られる。どの山も岩山で急峻な地形と崩れやすい地質のため、当時の戦いにおいては攻めにくい要害強固な山城であったと想像される。この城の城主には、益田兼弘、三隅氏の臣である須懸氏が伝えられる