ショーゴの山歩き 〜西中国山地彷徨記録〜
西中国山地を中心に、道のあるところないところ彷徨い歩いた記録を残そうと思っています。
ピラミダルな山容の金木山は、頂上部に南北朝時代の山城、金木城があった山として知られている。『那賀郡誌』によると、1336年から1562年まで200年以上もの間、要害の地であったと記され、狭い頂上には郭跡と思われる小さな平地も確認できる。
頂からの展望はよく、樹林の茂る東側以外はほぼ見わたせるため、防御施設として重要な場所であったことがわかる。山肌も急峻で、おおむね直上する登山道は、低山ながらも登り応えのある山だ。