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西中国山地の島根・広島県境主稜の恐羅漢山(おそらかんざん)の西に、広見山と半四郎山がある。広見山は、島根県美濃郡匹見町広見の奥にあることから広見山」と呼ばれる。
以前この山への登山道は、西側のヤマノ谷のブナクロモジ群落の樹林下が唯一の登降路であったが、昭和62年(1987)地元山岳会の手で、広見林道のミチガ谷より登山ルートが切り開かれ、山頂への登頂が容易になった。
頂上は一面ササ原に覆われ、360度の展望を楽しむことができる。東には恐羅漢山の大きな山塊が迫り、その向こう側には、台地状の十方山(じつぽうざん)、南西には大神(だいじん)ヶ岳(たき)、北西には春日山(かすがやま)、北に岩倉山の大パノラマ。眼前の半四郎山(1126m)へは縦走路が整備されていて、広見山山頂から1時間30分で山頂に達する。
広見林道のミチガ谷別れまで車の乗り入れが可能で、そこより約1時間30分の行程。