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西中国山地国立公園の東の盟主である。周辺に1000mを超えるピークを十数座従えて、島根県との県境上にある。山頂は南北に分かれた双耳峰で南峰の方が8mほど高く、一等三角点が置かれている。
早春の大朝盆地からの眺めは美しく、菜の花が咲き始めても、雪をかぶった白い山が見えることがある。
阿佐山は広島側では「ドウゲン山」、島根側では「ドウギョウ山」などと呼ばれている。
広島側からは芸北町深山から林道をたどり、二十丁峠を経由して、南西尾根から約1時間30分。また、大朝町大谷からも登れる。島根側からは瑞穂町の猪子山谷を経由する道があるが、上部は草木が茂っている。
頂上から北峰を越えて三ツ石山、天狗石山へと続く縦走路は、広島側が伐採されて歩きやすい。木無原で両県の林道がつながる。