真田ヶ岳と蕎麦ヶ岳

今回の山行は豪華2本立てです(笑)山口県の山2座を登ってきました。

真田ヶ岳しんたがたけ

山口県百名山。近くの山では有名な東鳳翩山がある。最近ふとこの山の記録を見かけて、ここを登ろうって思いました。こういうのを登山者の間では「呼ばれた」と言うらしい(笑)

薄暗い林道を歩く。何故か林道を過ぎても道がずっと舗装されている。車は通れる幅では無いのに。防護柵石階段もある。神社でもあるのか?稜線の分岐に出る。ここから西側が山頂だが、階段が続く東側の道を歩いてみる。
やがて明るく開けて岩場になり絶景が広がっていました。歩き始めの暗い林道とのギャップが面白い。もしかすると、この展望の為に昔整備された道なのかな?一般の方も歩きやすいように。

引き返して山頂を目指す。丁度分岐まで戻った所で4人組のグループさんと出会った。その中のリーダーとおぼしき方の話では、かつて岩場の近くに電波塔があり、その為に整備された道なのだとか。それにしても珍しい。中電の巡視路等は獣道同様なのだが。

急登を登って山頂到着。ここはさらに360度の絶景が広がります。一位ヶ岳に登った時の事を思い出す。暫くくつろいでいると、今度は別のグループさんが登ってきた。

「蜘蛛の巣全部払ってくれたん?今日は蜘蛛の巣ないね~と思ってたんよ」

確かに蜘蛛の巣だらけだった。自分がこの日最初の登山者だったので、全部自分が払いのける役になったわけです。この人達先週もこの山に登られてて、先週が下見、今日が本番だとか。そのわりには両方とも同じメンバーらしい(笑)

「私らもう退職組じゃけえね。週に3~4回登る時もあるよ」

驚きです。このお年でなんと元気な。人生の先輩達に負けないよう、自分ももう少し頑張らんといかんな。
さらに驚いたのは、この文章の冒頭の件、最近この山の記録を自分がなんとなく見かけてこの山に登ろうと思ったのですが、まさにその山行記録主がこの方達でした。いや~山に来るといろんな事が起こりますね。

下山途中少し遅れてきた同じ仲間の方ともお話をして下山。ちゃっかり自分のホームページの事も宣伝させてもらいました(笑)

BGM流せます。

真田ヶ岳を下山して車で10分程、蕎麦ヶ岳そばがたけ登山口に到着。せっかく山口に来たので、時間もあるし近くの別の山を探していてここに決めました。先の真田ヶ岳で出会った方の話では、この時間からでも十分登れるだろうとの事。

駐車場に詳しい説明書き。ファミリー向けの歩きやすい山で、どちらかといえばこちらの方がメジャーな山みたいです。100円寄付箱に入れて出発する。

沢沿いの明るい道を歩く。沢の音がなんとも心地よい。ゆるやかな傾斜を少しずつ高度を上げていく。なるほどファミリー向けなのも納得です。だが自分は久々の山行でしかも今日2座目。少しバテ気味で途中で転びましたけど(笑)

分岐で南に折れしばらく進むと山頂到着。なんとここも360度見渡せる。こんな眺望の良い山が2つ並んでいるなんて、自分は山口県の山々をまだ知らなすぎるのか(笑)この山では誰とも会わなかった。お茶とおにぎりを食べて下山。

涼しくなって、全国の登山者のみなさんも活動が活発になってきている感じがする。
今年も去年と同様秋は短いかもしれない。歩きやすい時期になるべく山を楽しもうと思います。

BGM流せます。
真田ヶ岳での360度の眺望を動画にしてみました。

※ スマホでギャラリーをご覧の方は、横向きにすると良いかと思います。

登山データ
寸評・川柳
登る方へ

距離9.5km 時間4時間16分

歩行時間            3時間50分   
最低高度            259m   
最高高度            621m
累計高度(+) 724m   
累計高度(-) 724m

【10:12】高架下スペース
【10:21】真田ヶ岳登山口
【10:45】分岐
【10:58】展望岩
【11:40】真田ヶ岳山頂
【12:55】蕎麦ヶ岳登山口
【13:31】分岐
【13:46】蕎麦ヶ岳山頂


歩行状況

標高推移

 

 

アクセスの良さ
登山道整備度
急登度
秘境度
眺望の良さ
驚きの絶景山2座

※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。

駐車場情報

国道376号線から中国自動車道の高架下を抜けた場所に停めました。

駐車場所は真田ヶ岳登山口を少し過ぎたところに広場があるのでそっちの方が良いでしょう。2つの山共に360度の素晴らしい展望が得られます。ぜひ訪れてみて下さい。

地図データ

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