午前中は免許の更新手続きで浜田に向かう。益田に帰ってきたのは結局昼過ぎ。
中途半端な時間だが、どうしようか。
と、以前先人の登山記録で萩との県境を歩いていたのを思い出した。
あそこなら短時間で登れるはず。益田飯浦町に車を走らせ、愚公山・鑪山という山に登ってきました。
この2つの山は地図には山名表記はない。土地所有者が一人で登山道を切り開き、山名も名付けたとの事らしい。
興味深いのは、登山口の看板が益田20名山のものと同じ事、山頂の看板は琵琶石岳のものと同じという事だ。とすると誰が作られたのかはおおよそ察しがつく。
飯浦町は小さい漁師町で、釣りを趣味とする人以外はあまり訪れる機会も無いかもしれない。
この山もほとんど知られていないと思われるが、手厚く整備された登山道に愛情を感じます。
益田、萩周辺にお住まいのあなた!ぜひ一度登ってみて下さい。
※後日談
愚公山という山名は、「愚公山を移す」という話に基づいて付けたのではないかと思う。
どんなに困難なことでも努力を続ければ、やがては成就する。という例えだそうだ。
「花の里」という名も、この里を花でいっぱいにする事を決心されて名付けたのだと思われる。
何十年でも待ってその風景を見てみたい、と思った。
BGM流せます。
※ スマホでギャラリーをご覧の方は、横向きにすると良いかと思います。
距離4.1km 時間2時間33分
最低高度 31m
最高高度 210m
累計高度(+) 370m
累計高度(-) 379m
【12:40】大谷集落手前の分岐
【12:50】登山口
【13:00】分岐
【13:07】愚公山山頂
【13:35】萩県境
【13:59】鑪先方面途中のビューポイント
【14:40】鑪山山頂
アクセスの良さ | |
登山道整備度 | |
急登度 | |
秘境度 | |
眺望の良さ | |
愛情のこもった登山道 |
※ 上記の評価は自分の独断と偏見によるものです。山の魅力を表すものではありません。
駐車場情報
花の里手前の分岐に停めました。
海岸線の山なので、標高も低くブナ等の大木もありませんが、登山道や看板に愛情を感じます。鑪崎方面は道らしい道は無いのでお気をつけて。